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きこえてくるよ千葉の音 NHK千葉放送局
MIDI作者 Windyのプライベートサイトです。
クラシック音楽のMIDIデータを作るにあたって、参考になりそうなことをまとめています。
近年特に注目されつつある、ソフトウェア音源についても少し触れてみたいと思います。


はじめに・・・MIDIの基礎

MIDIとは・・・

MIDIとは「ミュージカル インストゥルメンツ デジタル インターフェイス」の略で、
電子楽器間での信号のやり取りを定めた言語の一種です。

様々な電子楽器間で共通のルールに従ったデータを供給することで、あらゆる発音音源で互換性のある演奏をすることを目的に作られたフォーマットです。
これに従って楽曲のデータを入力したものは、互換性の高いMIDIデータとすることができます。
こうして作られたデータを書き込んだものがMIDIファイルです。

歴史

エレクトーンなどの電子楽器を複数台同時に演奏させたい・・・
この願いをかなえるべく、電子楽器間に信号を送る方法が発明されてきました。
しかし、その情報がメーカー間でばらばらであったため、たとえばピアノで演奏したいと思って送った信号がまったく違った楽器の音になってしまうことがありました。 こうした中、開発各社が寄り合って、互換性のある信号形態の規格をまとめました。これがGMなどのMIDIの始まりです。
当初、MIDIを再生する楽器は、エレクトーンや電子ピアノなどでした。 これらを複数台接続して、コンピューターから信号を送り、同時に複数の楽器を演奏させることをができるようになったのです。 それまで、複数の楽器を演奏するには演奏者が楽器分必要でしたので大人数になり、かなり大変な作業となっていたはずです。それが一人でも演奏可能になったわけで、画期的なことでした。
だんだんと高度になってくると、一つの楽器の中に含まれる音色数が飛躍的に増え、シークェンサーと呼ばれる、MIDI打ち込みと信号の送出を行うソフトから、MIDI信号を送るだけで、相当数の楽器の演奏をできるようになったわけです。 それらの代表的な存在として、Roland社のSCシリーズ、YAMAHA社のMUシリーズなど、外部音源と呼ばれる小さな箱にたくさんのインストゥルメント(音色)が入ったものの利用が主流になった時期があったわけです。(外部ハードウェア音源)
これらは、単独で演奏できるため、様々な利用が可能で、コンピューターの負担も少なかったために非常に重宝なものでした。
通常16チャンネル分の楽器演奏ができ、それ以上を拡張することで、非常に大きな演奏形態を実現してきました。 そして、よりリアリティーのある音色が取り入れられることによって、よりリアルな演奏が可能になってきました。 まさにフルオーケストラの楽曲の演奏が可能になったわけです。

時代がだんだんと降りてくると、コンピューター自体の性能が飛躍的に向上して、非常に高音質なソフトウェア音源がもてはやされるようになり、外部音源は姿を消しつつあります。
こうすることで、さまざまな作者が自由に音源を作れるようになり、非常に優れた音源が多種多様に利用できるようになってきたわけです。
ただし、これらのソフトウェア音源は、MIDIの信号を利用してはいますが、それぞれが独自の発展をしていることが多いために、互換性がほとんど期待できません。 近年のネット速度の飛躍的な向上で、音声信号がそのまま流せるようになり、MP3などでのやり取りに不自由がなくなったこともあって、音楽への利用は、もはやMIDIの規格のその一部分を利用するにとどまってきた観があります。

今では、このMIDIの規格が様々に応用され、照明などのコントロールに使われているのを見ることも多くなりました。 時間軸に沿った信号の送出を利用しているものにすべて可能性があるのでしょう。
この他音楽利用では、ポータブルなキーボードにも広く応用され、少人数でも大規模な演奏を行うことが可能になりました。
2011年11月記述

GM・GS・XG って何?・・・

当初はMIDIの規格は範囲の狭いものでした。 だんだんと最初のものだけでは物足らなくなってきて、演奏の細かな規則をも規格に入れる必要に迫られてきました。
そこで、GM規格を新たに設けたわけです。 ただし、この規格でもまだ十分ではなかったので、電子楽器製作会社は、この規格を踏まえたうえに、さらに高度なMIDIの規格に拡張していきました。 これがGSやXGといった規格です。GSはRoland社が、XGはYAMAHA社が開発した規格です。
これによって、より多くの音色が使えるようになるなど、演奏の質が飛躍的に向上するようになりました。 ただ、これらは一応ある程度の互換性を持ってはいますが、これらの規格の良さを生かして作られたデータは、他の規格で再生された場合、本来意図された演奏とは違ったものになるということになってしまうという、互換性の問題がでてきました。
MIDIの規格に関しては・・・社団法人音楽電子事業協会

VSTi, DXiって何?・・・ ソフトウェア音源について

コンピューターがまだそれほど強力なものではなかった頃には、外部音源を使うことで高音質な演奏を期待してきました。 これらの音源の中身にはたくさんのサンプリングされた音色が入っていて、それらを利用してきたわけです。 これら外部音源の特徴は、動作の安定性の高さと互換性の高さにあります。 ただし、利用できるインストゥルメントに関しては、プリセットされたものの他には使うことができないのがほとんどです。 それだけでは物足りなくなってきました。 また、コンピューターの性能が飛躍的に高まり、コンピューター自身がインストゥルメントを取り込んで演奏できるようになり、コンピューターにソフトウェアサンプラーをインストールすることで、非常に多くのバラエティーに富んだ音色を使うことができるようになったのです。

VSTとは、ヴァーチャル・スタジオ・テクノロジーの略で、スタインバーグ社が開発した規格です。
この規格はオープンにされて、非常に多くの開発メーカーがこれを取り入れました。その結果、ほとんどのシークェンサーなどのソフトウェアでこれを使えるようになりました。 このテクノロジーは、ソフトウェアのエフェクターをはじめ、スタジオで行われてきたあらゆるテクニックを1台のコンピューターでも実行することができるというものです。

そして、ソフトウェアとしてコンピューターにインストールすることで、演奏できる(発音できる)音源(インストゥルメント)を構築することができ、その元になるものが、これらVSTiやDXiといったものです。(i はインストゥルメントの略)

MIDIデータの中身は・・・

データの中身には演奏情報信号が入っています。
音の強さ、長さ、高さ、音色・・・
それらを選ばれたトラック、チャンネルに配置する情報・・・
それぞれのチャンネルに与えられるボリューム、パン、リヴァーヴ、コーラスなど・・・
音楽表現を豊かにするエクスプレッション、ヴィヴラートなど・・・
そしてテンポ情報や特殊な設定情報など、
これらが時間軸にしたがって再生装置に送られる仕組みになっています。

MIDIファイルの特徴

長所
  1. このフォーマットに対応できる多くの再生環境を持つ。
  2. ファイルの内容は演奏データのみとなるので、サイズが極めて小さい。
  3. ネット上に公開されているファイルが多いので気楽にたくさん聴ける。

短所
  1. 演奏する再生装置によって再生音が大きく変わってしまう。
演奏する音色そのものは、演奏する機械によるので、様々な音色になります。
現在では多くのコンピューターがこの音色を持っています。 演奏するためのソフトウェアも無料で手に入れられたり、その中に音色が含まれていて、その音を使ったりで、再生はできますが、それらの音色のクォリティーはまちまちで、音質差が激しいことになります。

互換性のあるMIDIデータを作るうえで最低限しなければならないこと・・・

ソフトウェア音源が増えてきたとは言え、ホームページ上ではまだまだMIDIデーターがBGMとして利用されています。クイックタイムなどのプラグインで演奏される場合が多いと思いますが、そうした再生環境下では、一定の規定を満たさなければなりません。

最低限必要なこと

データを作るうえで最初にすることは、トラック、チャンネルを指定して、
インストゥルメントを決め、ボリュームやパンを決めることから始まります。

そして、GM以上の規格でのお約束事は・・・
  1. 最初の小節は再生音源の設定情報のため空白にすること。
  2. 頭に音源のリセット情報を入れること。
これが定められていますが、守られていないデータが意外に多いです。
再生環境によってはこれらができていなくてもあまり問題になりませんが、
音が出なかったり、再生に支障をきたすことがあります。

2.はシークェンサーで「システム・エクスクルーシヴ・データ」として打ち込みます。
もし、これが出来ないときには、少なくとも次のことはすべきです。
  • コントロールチェンジの11番「エクスプレッション」の数値を必ず入れる。
  • モデュレーション(1番)、ピッチホイール、ホールド(64番)などを0にする。
これらを入れることで最低限の再生はできるようになります。
(ボリュームなどは結構見やすい場所で設定できる場合が多いので、
0のままではないことが多いのですが、エクスプレッションが絞られたままでは
音が出なくなってしまいます。)
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