音符を置いただけで分る作曲者
2019.05.09
音符をただ置いただけでその曲が誰の作品であるのか分ってしまう作曲者の代表は、やはりベートーヴェンやショパン、モーツァルトといったところが直ぐに思い浮かびます。
特にベートーヴェンは音を出せればそれがベートーヴェンの曲らしく聞こえてしまう代表ではないかと思えます。
そして、特にピアノの場合にはMIDIで作ったものでもそれなりになってしまい、ベートーヴェンの曲を録音した音源との差異が少なくなってしまう可能性が高くなります。

ベートーヴェンは1770年に生まれ、1827年に没していますので、すでに全世界で著作権が消滅しています。
ベートーヴェンの作曲作品は現在では誰でも自由に演奏し、録音し、公開できることになっていて、それらをおこなっても権利関係に対する対価を支払う当てが消滅しています。
しかし、録音物などの音源にはそれを収録した時点で「演奏」「録音」などの、著作物に隣接した権利が存在するので、それらの音源を二次利用(収録した作品の本来の利用目的以外の利用)する場合には、音源の所有者に対して「原盤の二次利用の許諾」と使用料金の支払いが必要になることがあります。

しかし、これらの権利への理解がいまだに低いらしく、ネットなどの動画などに使用して公衆送信をおこなってしまい、権利の侵害をしてしまうケースが後を絶たないようです。

YouTubeやFacebookなどの動画を扱えるサービスでは、こうした権利の侵害に対してシビアになってきていて、動画に含まれる楽曲を自動的に判定して、著作権の侵害が無いかどうかを抽出する試みをおこなっている様子です。
しかし、これらのプログラムはまだまだ正確さに欠けているらしく、当サイトの作品でもしばしば著作権(正確には音源の不正使用)の侵害を疑われてしまうことを経験します。

特にベートーヴェンのピアノ曲は良く「引っかかる」様です。
それは上記に記した様に、音符を置いただけでもベートーヴェンと分るシンプルさ、コンピュータで作ったものと生演奏との差異が少ないことが原因となっている可能性があります。
もちろん、生の演奏と見間違えるほどのものであれば、それはそれで作ったものとしては冥利に尽きるとも感じるわけではありますが、人間が一度聴けばそれぞれが違うものであることは歴然と分るであろう程度ではあるだろうと思えるわけです。

YouTubeでは、最近になって判定プログラムが進化したのか、はたまた著作権侵害に対する申し立てに対しておこなったカウンター異議申し立ての数の多さからか、ほとんど申し立てられることがなくなりました。(もっとも、これらを収益化した場合にはより厳しく申し立てられる可能性は高いとは思われますが。)
Facebookでは最近になってより厳しくなってきました。
疑いがあるものはその場で即ミュートしてしまい、解除には異議の申し立てをおこなった後に、権利者を名乗る者の調査が行われるまで待たなければならなくなりました。
しかし、これらが事実誤認であった場合の謝罪等は一切ありません。
これは逆にこちらの作品に対する「著作権の侵害」であり「名誉を毀損する行為」であるので、こうした不義はけしからんと思うわけです。

現在の判定プログラムが著しく発展を遂げて、音源の識別の精度を格段に上げる必要があり、そうすることによってインターネットの自由度の担保を約束して行かなければ、この世界が一定の勢力によってコントロールされてしまう恐れを強く抱いているところです。

良く誤判定されるベートーヴェンのピアノ曲のMIDIシークェンサーの動作画面を載せておきます。
リャードフのワルツをオルゴールで
2019.05.05
最近作成した新作、Liadovの3つの小品 Op.57 No.2のワルツを、オルゴールの音色にしてみたところ、より可愛い雰囲気になってたので動画にもしてみました。
これ用に新たに映像の収録も検討中です。

リャードフのピアノ曲(新作音源)
2019.04.28
LIADOV作曲の3つの小品 作品57から第一曲目を作成しました。
清らかで美しい流れを感じる曲です。
Liadov, Trois Morceaux 1. Prelude Op.57 No.1


Liadov, Trois Morceaux 2. Valse Op.57 No.2

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