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■ バイノーラル録音特集
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| 近年目覚しい展開を示すソフトウェア音源について触れてみたいと思います。 とは言え、ソフト自体が結構高額なので、懐と相談した結果、あまり多くは語れないと思いますが(笑) Windyは現在、ピアノのものを主に使っています。 これは、もはやソフトウェア音源でなければピアノの音の感じにはならないことと、 他のソフトウェア音源よりもだいぶ扱いやすくなってきていることに起因しています。 こうした中から、折に触れて参考になりそうなことをしていきたいと思います。 ・・・ピアノ音源聴き比べへ
VSTi とは?・・・VSTとは、ヴァーチャル・スタジオ・テクノロジーの略で、スタインバーグ社が開発した規格です。この規格はオープンにされて、非常に多くの開発メーカーがこれを取り入れました。その結果、ほとんどのシークェンサーなどのソフトウェアでこれを使えるようになりました。 このテクノロジーは、ソフトウェアのエフェクターをはじめ、スタジオで行われてきたあらゆるテクニックを1台のコンピューターでも実行可能にすることができるというものです。 そして、このシステムを利用してソフトウェアとしてコンピューターにインストールすることで、演奏できる(発音できる)音源(インストゥルメント)が、これらVSTiやDXiといったものです。 VSTi を使うには・・・これらはプラグインというスタイルを取っているため、利用するにはホストアプリケーションと呼ばれる、シークェンスソフトなどが必要になります。そして、そのホストアプリケーションがVSTに対応できていることが必要になります。 基本的にはホストアプリケーションで作成しているMIDIデータのトラックに、ソフトウェア音源を利用するサンプラーソフトを挿入して、各MIDIトラックの出力先をこのサンプラーにつなぎます。 サンプラーでは、使いたい音色をインストゥルメントライブラリーなどからロードすることになります。 |
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各音源のハンドリングレポートぼちぼちやる予定です。聴き比べ2 リャードフ作曲 舟歌 作品44 (1898) Ivory II Steinway D9 (MP3)Galaxy Vintage D Steinway D-274 (MP3)作曲家メモ・・・ ロシアの作曲家 Liadovは、ドビュッシーとほぼ同じ頃の人で、 神秘主義など、印象派とも思える作品を残しています。 聴き比べ3 Galaxy Vintage D Steinwey D-274 (MP3)Ivory II Steinway D9 (MP3)Ivory II Bosendorfer 290 Imperial (MP3)Ivory II YAMAHA C7 (MP3) ちらはGalaxyにあわせて作成したMIDIデータを元にしています。 やはり両者でそれなりに違いが有るので同じデータからでは難しそうです。 それでもEWQLよりはかなり互換性があると思います。 サンプリングされた音の密度や伸びやかさは、Ivoryのほうが若干肌理細やかです。 特に低弦のずっしりした感じはIvoryのほうが有りますが、 全体として音が細めです。その分きれいには聞えますが、 ちょっと孤独な感じにもなりやすいようです。 Galaxyは調整が楽で、標準的なピアノの雰囲気にはかなり近い感じです。 また、調律法も様々に切り替えられるので、いろいろと楽しめます。 曲によってはかなりいけるところまでできそうです。 上記のファイルは全て後処理でCSRのソフトウェアリヴァーヴをかけています。 Galaxyはもともと持っているリヴァーヴが結構使えるので、そのままでもいける音になります。 Ivoryは後処理をしないと音が細いので、必須になりそうです。 オリジナルの状態のものを参考までに・・・ Ivory D9Galaxy D-274 ピアノ音源の問題点・・・まず、どの音源も収録時のマイクロフォンの位置がピアノに近く、クラシック音楽向きではありません。EWのように、3ポジションの音をミックスできるようなものも出てきましたが、 マイクポジションに問題があって、実用的ではありません。 結果として平板なピアノの音に仕上がってしまうことになりやすいです。 音場の幅をある程度変えられるようになったものも多いのですが、あまり効果的なものではなく、 擬似的にそんな雰囲気に収めるだけで、本当の音場を構築するには至れません。 この辺が現状の音源の問題点で、一向に解決する様子も見えません。 ピアノ音源の性能対価格面から・・・さて、これらピアノ音源、現在だいたい2万円弱から4,5万円強程度と、単体のソフトウェアとしては結構値が張ります。 SC-88proがあれほど多くのインストゥルメントが入っていて3.5万円程度でしたので、それからすればかなり高額といっても良いでしょう。 でも、出てくる音が本物のピアノに近ければ、これらは数千万円もするピアノを所有できるということになり、めちゃくちゃお買い得ともいえるかもしれません。 私のように単独でMIDIデータを走らせても、充分に実用的な音声を取り出せるわけで、可能性は十分に有るといってよいでしょう。2010年12月8日 |
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